知っているつもりが…

linden_mint2007-05-10

 実は、植物の姿、形だけと言う場合が多い私の認識なので参考文献をもとに記述してみようと思います。カモマイル(別名 カミルレ、カモミールカモミーユ)英名German chamomile
学名Matricaria recutitaL.,M.chamomilla L.,chamomilla recutita l.,Rauschert
和名カミツレ キク科シカギク属に属する越冬性の1年草本植物 花の主成分は0.2〜1.5%の精油で、この中には抗炎症作用のあるアピゲニンとコリン(2.5〜3%)がまた花序には多量のフラボノイド、配当体、多糖類、樹脂、ビタミンCが含まれる。精油を含む腺は主に筒状花の下1/3の部分にビーズ状に存在する。また多量の精油が花の並列維管束の細胞内流動体にみられる。カモマイル油は濃紺色や緑色、褐色をしている。一方精油の色は無色のプロカマズレン(花に含まれるマトリシン)量に影響され、蒸留中にカマズレンに変化して青色になる。ジャーマンカモマイルの抗炎症作用をもつ成分の一つはカマズレンでその他の重要な精油成分としてαービザボラル、ビザボロルオキシド、スパスレノルがある。省略 日照量が少ないとプロカマズレンの蓄積量が少なくなる(ハーブの科学 陽川昌範著 各論から引用)これからはもう少し観察をマクロでしていきたいと思います。画像はブルーデージー。昨年購入してプランターの外で大きく伸びて咲きました。