恩曽川大騒ぎ

linden_mint2006-07-07

 朝の散歩は、やっぱり早朝にはできず、閑かなものです。そう言えば、今日は七夕です。仕事を辞めてすっかり行事も縁がなくなってしまいました。ヤブカンゾウが川縁で二、三つ目立ちます。ぼさぼさしたヤナギの木がある所でカワセミを見ました。2羽います。でもつがいではないようです。鳴き声がかわいいし、子供みたいです。もしやアシが多いこの場所で繁殖?まさか。また明日確かめてみることにしましょう。
 春から初夏の植物が終わり、すっかり夏の装いです。イネ科植物に覆われた川の土手にはブタクサなども大きく成長しようとしています。素足にサンダルばきで来てしまった散歩ですが、サクラに誘われるまま、坂道の方へ行くと、チャノキを刈っていました。お茶摘みはしないそうです。細い道は草刈りしてあるのですが、歩いて行くには勇気がいりました。蛇がでてきたら?それもマムシだったら・・などと想像すると、もう早足でした。
 夕方、早めの散歩に行くと橋の所で何人かが川の水面を見つめていました。こちらへ歩いてきた方が「泡が浮いて小さい魚が死んでいる」と。よく見ると白い小さな魚がお腹を出してういている。苦しんでいる魚も。そして小さめの鯉までももがいているのが見えました。そのうちどなたかが連絡して市の職員、パトカーがきて調査を始めました。橋の下の流れ込む所から汚水が流れているようです。今度はサクラを促し、近づいていきました。もう野次馬がさらに増えてきています。警察の方が、小さい魚だけですかと聞くものだから鯉の浮き上がっているのをわざわざ案内したりしました。下流の方では、浅瀬で鯉が苦しがって暴れて岸に出てしまうのを見た会社の社員達素手で大きな鯉をやっと捕まえ、水を入れてプラスチック箱の中に入れてやっていました。恩曽川は銀座のようなにぎわいでした。いったい誰が汚水を流したのでしょうか。
今夜は寝る前にお花の先生からいただいたユスラウメ酒を飲むことにします。(画像)そう言えば、自家製のザクロ酒、フェンネル酒はどうでしょう?大部熟成したと思います。