真剣になったとき

linden_mint2006-04-09

 最近、あまり緊張することもなく、自分に甘くなってしまうことも多い日々がずっと続いていた。昨日、生け花の練習に行って、やっぱりやらなければ・・と言う気持ちが盛り上がった。帰宅して夜中、ごそごそ生けた。まあ明日の研究会のためであるが・・今までさぼっていたので必死さもあって確かめながら生けた。
 今日は、10時から市のパートナーセンターで研究会があるので出かけた。研究会は1ヶ月ぶり。今日は、ハランをくばりで生けるというのでみなさんちょっと緊張気味。私もなにしろきちんと立つか心配だった。
 持参した二股の枝を用意された花器にあわせて調整する。花器に合わせて中心になる枝やその他の葉を選び、仮に立ててからカットする。葉選びがうまくいかないとあとでしっかりまとまってくれないので慎重に選ぶ。中心になる枝の反対側も同じようにする。全部カットした所で、前から二股にバランスよく、またずれないように入れていく。これが力がいて一番真剣。幸いにもしっかりおさまったので「向こうばり」のハランの枝をななめに切って動かないようにしっかり止める。なんか立った。「ふう。」立った所で中心になる枝をしっかり立て直し、その枝に沿ってすべて調整していく。ハランの選び方によっては、うまく調整できないし、刺し方によっては直しても直してもうまく収まってくれないから・・。時間を見るともうあまり時間もないので手前の癖のある葉が気になるが、刺し直ししないで調整だけしていく。諦めてはいないが、不勉強を後悔している。もっともっと貪欲に何度も何度も生ける練習すればよかったと。
 生ける時間が終わってほっとして材料代を支払い、みなさんほっとしてそれぞれに・・私は、駐車料金の関係もあるので隣接のスーパーに買い物に。その間、審査される。
 まあ思ったよりよい成績で担当の先生は「おおまけだね。」と苦笑い。私もほっとする。花は優雅に生けるイメージがあるが、いつの頃からか体力勝負と思っている。華道家のようになるつもりもないし、自分のセンスの自信もお金も暇もないので京都に勉強にも行かない。
 今までのんびり仕方なし?に続けてきたけれど、やっぱりお花に向かうと気持ちも落ち着き、無心になれるのでしばらくこのまま続けていくことにしているが、真剣にやっていこうと思う。この辺で終わりにしようと思って何度か休んだが、やっぱり続けることに意義があるんだと思ってコツコツやっていこうと決心するlinden_mintだった。
今日のお茶はメグスリノキ、ゴーヤ、ラズベリーリーフ、ペパーミント、レモングラスで飲みやすかったのか家族に好評で夕方にはなくなったのでよかった。画像はメグスリノキの若芽。