植物の別の顔

linden_mint2006-04-08

 夫が休みだとついのんびりしてしまいます。義母は、お寺の「花祭り」の行事お念仏とか言ってお寺に行きました。ほどよく落ち着いて外に出てみました。ハルニレの葉を確認して柿の葉が出始めると天ぷらがおいしいそうと思うのだが、やってみようとする頃には葉が大きくなってしまいます。
 フェンネルは芽をしっかり草取りされ、木質化した本体も枯れていました。いままでずいぶん切られては活躍してました。かわりに今年はディルが活躍してくれるのでしょう。昨年植えたメグスリノキが枯れてしまったと思い、近づいてよく見てみるとかわいい新しい芽が下の方に出ていました。赤いしわのある葉で本当にやっと枯れたような葉芽の皮の中から出て来たようです。
 お隣の家のツバキがとてもきれいでずいぶん楽しませてもらいました。しかし、南側にあるその木はぐっとつきだし、散ったときには花のまま落ちてきます。義母がよく拾っているのでしょう。私も何回か拾ったけれど・・今日も拾ってみました。
 始めは「もう。」って言う感じでしたが、ツバキの花の感触もよく、「まあいいか。沢山楽しませてもらったのだから。」という気持ちに変わりました。ちょうどあった鉢カバーに入れて拾っていたらいっぱいになりました。なんだかとてもステキです。
 写真を写そうとデジカメを取りに家に入っていったらその間にもう5つくらい落ちていました。冬の間は、ベランダの洗濯物を干すときにずいぶん邪魔をしてくれました。長い間、朝、干す時に日陰になってあの枝を切ってくれたら・・なんてよく思ったものです。朝、干したそばから洗濯物が凍ってしまうのでした。そんな泣きたいような朝、やっぱりツバキのせいにしていました。
 でも今、見事な満開なツバキをみるとすべて許してしまえるのです。画像はツバキを集めたその雰囲気がまるで南国のようです。プリメーラ?のようです。
 生け花の練習は、ハラン11枚を二股の枝に立てるもの。それがいやでなかなか手がつけられなかったのですが、やってみると、心が落ち着き、出来上がった頃には、すっかりハランに心が奪われていました。なんでもないはっぱ、おむすびを包んだり、お菓子を包んだりする方が良いと思えるそんな葉っぱは、とてもすばらしい古典的な生け方で、自然の感じでいきいき天にのびてとてもすばらしく見えました。
 今日もお茶が完売しました(笑)ゴーヤ、メグスリノキを煮立て、ステビア、ネトル、ペパーミント、レモンバーベナブレンドでした。どうも飲んだときのステビアの後味が好きになれません。