400円を・・

linden_mint2006-02-06

 急に思い立って髪を切ることにしていつもとは違う美容院に予約して歩いていくことにした。春の気配があるのに やっぱり寒い日でした。案の定気に入らない髪型になったけれど後悔先に立たず、いつもの美容院じゃあないし、あきらめるしかない。でも軽くなったし・・
 帰り道歩いていると、自動販売機のすぐ前に100円玉が4つ落ちていた。すぐ拾ってそばにいた人に渡すつもりで・・すると誰もいない・・得したと思って握りしめ、そのまま歩いていく。でもへんだんなあ。100円玉が4つも落とせばわかるはずなのに・・これは陰謀か。拾った人になにか脅すのでは・・振り返るとあの場所に車が止まっている。さらに振り返っても・・なにかに巻き込まれても・・拾うんじゃなかった・・交差点で駐在所の方の道を選ぶ・・でも車がついてきそうもない。また引き返して遠回りをする。友人に電話して合流しようにもあいにく都合が悪い。そのうち立ち止まっていたら、後ろに似たような車が止まっている。まずいどんどん歩いて自宅とは、違う方向へ。そのうち、車が前方向に止まる。顔を見られたら・・また引き返して・・どんどん振り返りながら・・ああ400円なんか拾うんじゃあなかった。後悔・後悔。どんどん歩いて車が入れないようなルートをとる。逆に駐車している車も疑ってみる。中からぎょろっと私の顔をみた人がいた。こわいなあ。こうしてみるとみんな怪しい人に見えてくる。
 もうまるで、テレビの主人公・・田んぼの中を通り抜け、さらに自宅付近をするする通り、やっと自宅に振り返りながらもどる。ああ怖かった。家人にもその話を伝えると笑われ、やっと我に返ってほっとする。なんかよく歩いて疲れたあ〜
 夜に友人から電話があってその話をすると「よかったね。4って言う字は、幸せだからいいことあるよって・・」ありがとう・・なんていいことを言ってくれるんだろう・・本当にありがとう・・・臆病なlindenn_mintでした。1万歩は、歩いたのでは・・